Monday, January 7, 2013

銘柄パトロール(3):富士フイルム、日電硝、資生堂、トヨタ、栗田工業など

銘柄パトロール(3):富士フイルム、日電硝、資生堂、トヨタ、栗田工業など
富士フイルムHD <4901> 1723 +41
 3日続伸。バークレイズ証券は、同社のレーティング「イコールウエイト」を継続し、目標株価を従来の1540円から1800円に引き上げた。新薬開発状況、今後の戦略等について取材するとともに製剤工場、研究所を見学したという。同社業績は感染症既存薬(ゾシン、ジェニナック、オゼックス細粒)の市場拡大が牽引。2012年度売上は300億円台後半、営業利益率は2割を超えていると指摘。今後も1~2年は堅調な業績が続くと思われるという。

 日本電気硝子 <5214> 487 -21
 4日ぶりに反落。バークレイズ証券は、同社のレーティング「イコールウエイト」を継続し、目標株価は従来の400円から330円に引き下げた。3Qの新ガイダンスを発表、売上高737億円(従来会社ガイダンス687~787億円)、営業利益52億円(同52-102億円)、当期利益24億円(同24~54億円)と、売上高は計画線も、利益はガイダンスの下限となり、ネガティブな印象だという。

 資生堂 <4911> 1217 +7
 5日続伸。バークレイズ証券は、同社のレーティング「イコールウエイト」、目標株価1070円を継続した。12月27日に会社が2012年11月の月次を発表。11月の出荷は前年同月比-3%と、「エリクシール」の商品回収(旧容器の商品を回収)が響き、前年同月比でマイナスになったという。店頭は横ばいとなり、10月の-1桁前半からは回復したものの、会社の下期の目標である「回復基調に拍車をかける」には、やや物足りない印象だそうだ。

 トヨタ自動車 <7203> 4005 +75
 3日続伸。バークレイズ証券は、同社のレーティング「オーバーウエイト」、目標株価3900円を継続した。09年-10年に実施されたリコール訴訟に関して、トヨタの電子スロットル制御システムの安全性は立証されていた点に鑑みても、和解合意に至った点はやや驚きだという。一方で、仮に一連の訴訟でトヨタが勝訴したとしても同社品質への信頼感が一旦大きく毀損した点は覆しようがないともいえると指摘。また、品質への信頼感回復に関して、同社が一定程度の手応えを感じているとすれば、敢えて「和解」との決断に至った理由として考えられるという。

 栗田工業 <6370> 1892 +23
 4日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社の株価判断「Neutral」を継続し、目標株価は従来の2350円を1900円に引き下げた。今回、決算等を受けて、MUMSS業績予想を下方修正したという。景気低迷の影響で収益性の高いメンテナンス売上減などが背景だそうだ。収益源の超純水供給も、ユーザーの業績環境悪化で伸びが見込み難い状況で、当面の業績回復は緩やかとみると指摘。

 クボタ <6326> 986 +4
 反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は同社の株価判断「Neutral」を継続し、目標株価は従来の700円を950円に引き上げた。決算取材や業界環境などを考慮して、同社に対する見方をアップデート、今回、MUMSS業績予想の変更はないという。ほぼ想定通りではあるものの、主力の中小型トラクターの需要が、特に、北米、アジアで堅調に推移、収益環境は好転してきているそうだ。14年3月期については、一過的費用の減少などもあり、2桁増益となる見方を継続するという。(編集担当:佐藤弘)【関連記事】 大納会:アベノミクス期待、海外投資家は6週連続買い越し 銘柄パトロール:野村HD、ファナック、東海運、日本カーバイド、第一生命など 前引け市況:大納会に日経平均が年初来高値を更新 28日の相場見通し 日経平均は4日続伸し、年初来高値を連日で更新する公算 12月27日レーティング情報:野村證券
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