Wednesday, March 13, 2013

iphone4s ケース デコ 2月13日には、50人がナラーティワート県の海軍施設を襲撃し、16人が死亡した

「深南部」テロ タイ、和平交渉入り 政府とイスラム武装勢力【シンガポール=青木伸行】タイ政府は28日、「深南部」と呼ばれる4県でテロを強行するイスラム武装組織の一つと、和平交渉に入ることで合意した。武装勢力側との公式な合意は初めてで、国境を接するマレーシアが仲介した。だが、交渉の先行きは極めて不透明なうえ、他に多くの武装組織が存在しており、和平への悲観的な見方が強い。

 この武装勢力は、ナラーティワート県のルーソで1960年に結成されたパタニー・マレー民族革命戦線(BRN)。マレーシアの首都クアラルンプールで、タイのインラック、マレーシアのナジブ両首相の会談に先だち、タイの治安当局幹部とBRN幹部が合意文書に署名した。

 合意内容は明らかにされておらず、停戦を伴っているのかどうかも不明だ。インラック首相は会談後、交渉を「早急に進展させる必要がある」と強調した。BRN幹部は「問題の解決へ全力を尽くす」としている。交渉は2週間以内に開始される運び。

 深南部では2004年以降、テロが激化し、これまでに2万件以上のテロにより、5千人以上が死亡している。武装組織はBRNのほか、パタニー統一解放機構(PULO)、パタニー・イスラム解放戦線(BIPP)などがあり、タイ陸軍は約9千人が活動していると見積もっている。

 深南部はヤラー、パッターニー、ナラーティワートの3県とソンクラー県のうち4郡を指す。これにマレーシアのクランタン州などを含む地域はかつて、14世紀後半に成立しイスラム化した「パタニー王国」だった,04・7093・4803まで

 このため、深南部ではタイ政府の国民統合政策に反発し、多くの武装組織が結成されて分離・独立を要求してきた。

 だが、近年は「組織のほとんどが、密売される麻薬や軽油などの利権維持を目的としている」(陸軍幹部)という。

 深南部情勢に詳しい消息筋によると、政府を交渉へと後押しした要因の一つに、最近のテロの活発化と大規模なテロがある。2月13日には、50人がナラーティワート県の海軍施設を襲撃し、16人が死亡した。23日にはパッターニー県内の29カ所で同時テロがあり、6人が負傷している。

 一方、BRN側が交渉に応じた背景として、消息筋は「多くの武装組織によるテロが頻発する中で、BRNの存在感が薄れ、政府から利権を確保するという狙いがある」と分析する,R4i GOLD PLUS ちんじゅかん

 武装組織のメンバーの一部はマレーシアに逃げ込んでおり、署名したBRN幹部自身もマレーシアに足場を置いているという。こうした状況を改善し、タイとの経済流通ルートの安定を確保するためにも、マレーシアは仲介に入ったとみられる。【関連記事】 タイ南部で爆発、3人死亡 イスラム武装勢力か 武装グループ、軍の基地を襲撃 銃撃戦で17人死亡 タイ 居座るイスラム教徒、苦慮する比・マレーシア-北ボルネオ問題膠着 アルジェリア人質事件で追悼式開催 イスラム勢力が犯行認める ナイジェリアの外国人誘拐 中国にノーベル賞は無理?

No comments:

Post a Comment